古典ギリシア語・多アクセント式
1982年の改革まで · ギリシアの教会簿冊、島々の記録、碑文
字母
書かれるとおりの字形です。記録と見くらべてください。大切なのは形であって、大きさではありません。
ΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩ
αβγδεζηθικλμνξοπρςστυφχψω
ἀἁάὰᾶ
ᾳῃῳ
読みの落とし穴
| 見えたと思うもの | そう見えて実はこれ | 見分け方 |
|---|---|---|
| σ | ς · ϲ | シグマは語末で ς、それ以外で σ、写本では ϲ(月形)と書かれます。一つの文字の三つの姿です。 |
| η | ν · ι | 手書きの小文字では η、ν、ι は一本の線に縮みます。決めるのは下へ伸びる長さです。 |
| θ | ο · ω | θ、ο、ω は三つの丸です。θ は内側に横棒を持ち、ω は上が開きます。 |
| γ | τ · υ | γ は行の下へ下り、τ は下りません。υ は丸みを帯びた γ に似て、行の上に留まります。 |
| β | μ | 手書きの β は二つの腹に閉じます。μ は左に一本の線を落とします。 |
| ἀ | ἁ | 軟気息(ἀ)と粗気息(ἁ)は、コンマの向きで分かれます。粗気息は音に h を加えます。 |
合字と消えた文字
| ς | と読む σ | 語末シグマ。σ と同じ文字 |
| ᾳ | と読む αι | 下書きのイオタ。母音が二重母音に相当する |
| ῃ | と読む ηι | 下書きのイオタ。母音が二重母音に相当する |
| ῳ | と読む ωι | 下書きのイオタ。母音が二重母音に相当する |
| ϗ | と読む καί | 「そして」の略号。簿冊にきわめて多い |
書いて見くらべる
見おぼえのある名前を打ってみてください。この書体で表示されるので、目の前の筆跡と突き合わせられます。
解読
読めたと思うものを今日の文字で打ってください。近い読みを示します。置きかえは一度に一か所だけです。推測を二つ重ねると、もう確かめようがなくなるからです。
すべてブラウザー内で計算されます。記録の中で探した名前が端末から出ることはありません。フォントは自由なもの(SIL Open Font License、またはフォント例外つきの GPL)で、第三者ではなく Geneacta 自身が配信します。
